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代表メッセージ

Rodinaだからできる社会的困難の解消を目指しますRodinaだからできる社会的困難の解消を目指します

Rodinaは2017年4月、特定非営利活動法人を母体として、復職・再就職の専門機関リワークセンターの事業を開始しました。

私たちが考えるリワーク(Re-Work)とは、Restart to work(再スタート・再設計)の略語です。
メンタルヘルスなどの不調から復職・就職・社会復帰等を目指す方に対し、健康的な生活習慣に向けた支援から、これまでの生活や人間関係、仕事のなかでの考え方や言動、行動の振り返りをおこないながら、これからのキャリアや働き方・生き方を共に考えるリスタートプログラムを提供するものです。

今後メンタル不調による休職・離職等の問題は、より顕在化し、社会問題・労働問題となることが想定されますが、地域にはそのような不安を抱えている方に対する医療・支援機関がある一方で、その数は圧倒的に不足しています。
本人も企業も望まない休職や離職を防ぐ社会の枠組みはまだまだ整っていません。

現代社会では、約6割の働く社員の皆さんが、仕事や職業生活に関する強いストレスに悩まれているとも言われており、義務化されているストレスチェックテストでは、7,8人に1人(約14.2%)はいわゆる休職リスクの予備軍となるメンタル不調を抱えているとされています。
また、うつ病などのメンタル不調で休職した社員のうち、5年以内に再発・再休職となる可能性は、約半数となる47.1%の調査結果もまとめられています。

皆さんも身近な同僚や友人や家族が「メンタル的にしんどくなっているのかな・・・」と感じる経験をされたこともあるのではないでしょうか。
このようなデータから見ても、誰にでも起こり得る問題であると理解いただけるのではないでしょうか。

また、よく聞かれることがあるのですが、こういったメンタル不調の方々は増えてきたわけではありません。
顕在してきたということが本来正しいと考えています。

よく「若い子はメンタルが弱い」という発言を耳にしますが、
今の若い世代は、法令で義務化されたストレスチェックテストなどもあり、辛いときには早めに伝えるが正しいとされる中、当たり前に声を上げているだけなんです。

昔も今と同じようにメンタル不調になる方は一定数いたわけですが、昔はそれを声をあげることが許されなかった。
会社や環境が悪いのではなく、自分が会社に合わないという考え方が主流であったと考えます。

こういった部分がストレスチェックで可視化・言える環境が整ってきたことで、このような「メンタル不調」とされる方が見えるようになってきたものと思います。

ただし、こういったストレスチェックはあくまで見える化・分析まで。
それそのものが全てを解決するものではありません。
だからこそ、自分たちのような対人援助、セーフティーネットが今後非常に重要になってくると考えています。

仕事で思いがけないミスをしたり、上司や同僚に認められなかったり、育児や介護に悩んだり、つらい出来事で落ち込み、やる気をなくした経験のある人も多いはず。
今の日本はたった一度の失敗や挫折がその後の人生において大きな影響を及ぼしやすいことも社会的な課題だと捉えています。
ただ、少しだけ見方を変えれば、その経験はより豊かな人生を送るきっかけになりえるものかもしれません。
人の出会いや言葉は、困難な状況でその人を支えてくれる力強いものとなります。
たったひとつの出会いや言葉で人生や結果は大きく変わることもあります。
メンタル不調や休職で不安を抱える方々の失敗や挫折から立ち直る力(レジリエンス)を高める機会になるように、支援のプロフェッショナルとして社会に誇れる質の高いサービスをつくっていきたいと思います。

10年。

10年あれば、あるべき常識や当たり前は変えていけると考えています。

今ある当たり前や常識は、あくまでそれまで当たり前だと考えられていた価値観や概念であって、わたしたちはそれを大きく変化させることができます。

弊社の理念は“ Create New Value ”。

社会の固定概念にとらわれず、変化を恐れず、新しいことにも積極的に挑戦する会社であり続けたい。
その行動を後押ししてくれる信頼できる社員・仲間と共に。自分たちの思いや行動が10年、20年先の未来の糧になるように。
Rodinaは社会的困難に対し、社会構造を自らの手で変えていく社会変革のリーディングカンパニーを目指します。

株式会社Rodina
代表取締役
山田 康輔山田 康輔