採用情報
社員インタビュー
臨床心理士の指定大学院を卒業後、特別養護老人ホームの心理職と医療リワークのスタッフを兼務。その後、企業対象のメンタルヘルス専門機関で働くなかで生活面からサポートできる福祉の必要性を感じ、社会福祉士の専門学校に入学。卒業後Rodinaに入社し、心理職の経験を活かしながら生活支援員・就労定着支援員として働いている。
Rodinaを選んだ理由は?
前職のメンタルヘルス機関では、主に契約先企業に勤めるスタッフの心理面接、ストレスチェックなどを担当していました。外部契約であったこともあり、基本的に月1回面談する流れでしたが、それだけでは十分な支援ができないことに課題を感じていました。
例えば、「ストレスで体調を崩して休職したいのですが」と相談を受けたときに、その方が使える福祉制度を説明できないという場面が多々あり、支援するためには心理的な部分だけではなく、生活面もしっかり支えられないと助けにならないと感じたことを契機に社会福祉士の専門学校へ。
卒業後、リワーク支援をおこなっている企業を探すなかで知ったのがRodinaでした。「提供するサービスが自分の家族や大切な人に使ってほしいと思えるものなのか」という視点に共感したことが入社の理由です。また、以前は勤務地が遠かったので、勤務エリアを選べることにも魅力を感じました。
入社後のキャリアは?
入社後、リワークセンター新横浜で生活支援員として勤務をスタート。休職された方や再就職を目指す方の支援をおこないながら、新しく入社したスタッフの育成なども担当しています。
また、リワークセンターを活用して新しく働きはじめた方に対して、月1回の面談を通して長期間に渡ってサポートをする就労定着支援員も兼務しています。新規事業である就労定着支援は、関東エリアでは私がメインに進めている事業ですので、責任を感じながらもやりがいを持って取り組んでいます。
Rodinaの強みは?
通所するハードルが低い点は、Rodinaのリワークセンターが持つ強みの一つです。はじめから週5日通うことが前提ではなく、例えば週1日数時間から生活訓練を始めることが可能です。そのなかで、一人ひとりに合わせた専門家監修のプログラムを通して、身体面・心理面双方から支援を受けることができます。
また、利用者さまの視点だけではなく、企業側の視点を取り入れた中立的なサポートをしている点も強みだと思います。休職している方が勤務している企業や医療機関と連携しながら、企業の社風や職場環境を踏まえたプログラムをカスタマイズして提供できることは、より実践的なリワーク支援につながるからです。
現在、挑戦していることは?
就労定着支援はスタート間もない事業ですので、これからより支援の内容やクオリティを上げていく必要があります。目指すのは、利用者さまが単純に「再び働きはじめる」のではなく、「やりがいを持っていきいきと働き続られる」ことです。そのためには、働きはじめてからも、利用者さまに寄り添って支援していける就労定着支援は欠かせないものであると感じています。
社内で前例がない事業だからこそ、目の前の利用者さまと向き合いながら、心理職の経験とRodinaでの経験を活かして試行錯誤しながら、支援のベースとなる部分を整えていきたいと考えています。
印象に残っている仕事は?
リワーク支援を経て、職場復帰された方に対して就労定着支援をしていたときに「ここで話すと、また1ヵ月頑張れると思えるんです」と言っていただけたときは嬉しかったです。
休職される方のなかには自信を失ってしまっている方もいて、例えば会社で「資料のここってどうなっているの?」と聞かれたときに「できてなかったのかな?」と不安になってしまったりもして。相談を受けたときに「それは普通の質問で、ミスを指摘されたわけじゃないですよ」と、客観的な視点で話すと安心していただけることも多いです。
面談でいろいろと話していただくなかで、「自分のなかでモヤモヤしていたけれど、A.T.さんと話してスッキリしました。また来月、来ますね!」と、にこやかに帰られていく姿を見送るときは、就労定着支援の重要性を感じる瞬間でもあります。
応募を考えている方への
メッセージ
一般的な心理職として働くよりも、利用者の方が感じる大変さや不安を近くで感じることができるため、実生活に即したリアリティのある支援をおこなうことができる点がRodinaの魅力だと感じています。
より良い支援を広げるために日々変化していく当社では、どういった経歴の方でもスキルや経験を活かせる環境があると思います。皆さんと一緒に新しい風を吹かせながら、幸せな未来につながるリワークセンターをつくっていける日を楽しみにしています!
ある1日のスケジュール
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8:30
スタッフ朝礼
本日の通所者確認やスタッフ全員の1日の予定確認、支援の共有事項を確認する
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10:00
個別面談
通所者一人あたり30分の面談で、現在の気持ちや課題感の共有・支援をおこなう
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13:00
集合プログラム
疾病理解や認知行動療法など、今日の通所者の特徴に合わせたグループワークを提供する
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15:00
終礼
本日の出来事をスタッフ全体で共有し、支援内容を記録としてまとめる
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16:30
就労定着面談
復職・再就職された方が安定して働き続けられるように、夕方の時間で面談をおこなう